| 岳温泉旅館協同組合 |
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| 旅館、農場、農家が連携し地域内で循環型社会を形成 |
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| 岳温泉地域の旅館、農場、農家が連携し、「生ゴミ」→「有機肥料」→「有機野菜」→「有機野菜を使用した献立」といった地域内での資源の循環型社会の形成を実現した。 |
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■背景と目的 平成10年4月の可燃ゴミの処理料金の値上げがきっかけであった。当時組合員から排出される生ゴミの処理は安達広域行政組合に委託し1トン当たり5,200円で可燃ゴミとして処理していた。それが1トン当たり10,000円に値上げされることとなり、年間の処理費用は可燃ゴミ全体として約1,200万円であったが、それが約1,700万円になることが試算された。そこで組合として@可燃ゴミ処理費用の軽減と生ゴミの有効活用。A岳温泉地域内での資源循環型社会の形成。B岳温泉地域内での地産地消の推進。を目的として、生ゴミを有機肥料の原料としてリサイクルする事業に取り組んだ。 ■地域活性化に貢献する事業・活動の内容 生ゴミのリサイクル事業は、旅館、農場、農家の連携により実施されている。組合では当リサイクル事業を推進するため関係者で組織する「あだたら環境農業研究会」を設置している。 事業の流れとしては、岳温泉旅館協同組合の組合員旅館から排出される生ゴミを個々の旅館により分別。その生ゴミは岳温泉地域内の(有)国分農場が引き取り、有機肥料の原料として利用される。その有機肥料を使用し、JAみちのく安達二本松有機農業研究会の生産者が有機無農薬野菜を栽培する。その有機無農薬野菜を組合員旅館が再び買い取り、有機野菜を使用した献立としてお客様に提供している。この仕組みにより年間約150トンの生ゴミを有機肥料としてリサイクルすることに成功した。 ■成果 この取り組みにより岳温泉地域内での、資源の循環型社会の形成を実現した。また地元資源(生ゴミ、有機肥料、有機野菜)を地元で活用する地産地消のモデルにもなり、岳温泉地域のイメージアップに大いに貢献したといえる。 またリサイクル事業に取り組むきっかけとなった可燃ゴミの処理費用の軽減についても、生ゴミの資源化により約200万円の経費節減が実現されている。ただし、リサイクル事業開始後、生ゴミの収集運搬費用が年間約200万円生じており、生ゴミの排出量低減が課題となっている。組合としては、今後組合員に対しゴミ処理コスト削減のための協力と理解の呼びかけに力を入れる考えである。 |
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