10月日専連塾

       専務理事 佐々木 寛侑

話の内容

   人づくり=まちづくりの成功のすべて

  ソフト・ITの時代であっても、成果主義に変わりない。

  必須条件は、創造性豊かである事

   特に大切なものは  ・バランス感覚

             ・チャレンジ精神 

  

  言い変えれば、物事を自由に発想し 夢を膨らませ、新しいものを作り上げる力量。

  (十分な基礎知識・学力・プロ意識・起業家精神)重要点                                               

国策等により、補助金が見込まれ無くなるため、収益事業活動が重要課題となる。この事により、解散に追い込まれる会議所も予想される。

 

      補助金収入 

       

       

センター開設しているのは、県内 郡山だけ。 郡山以外は、行政機関が行っている。     

     地理的条件を含め総合的に考えても、県庁移転は福島県全体の為になる。

誘致運動は 前々から検討されて来ているが、市民運動展開になれば事情が変化する。

郡山商工会議所としても協議検討し、提言・提案内容等を、行政と共に推進を計って行く。

 

質疑応答概要

商工会議所と商工会の関係については、行政として一本化へと動きつつある。

事業をスタートさせるには、もうこれ以上待てない状況である。とにかく 当面スタンプ事業からスタートを考えている。

将来的には、ポイントカード等への移行も含めた、事業展開と収益確保を予定している。

  従来の施設だけでは対応しきれない。

  自然環境・車社会への対応を考えた、総合文化施設が望まれている。

   (例)オペラハウス

      東北方面には、まだどこにもこの施設は無い。   

  特に 磐梯熱海 石筵付近の開発を。

 

意見とりまとめ

  1. 2002年行財政改革本格化、地方への権限分散化等一連の動きから、会議所の21世紀動向は、正に根底を揺るがす構造改革が迫っている事を、今更ながら理解した。その対応策が早急を要するだけに、体制の再編と事業見直しがある事は当然であり 協力が不可欠
  2. 大企業と中小企業の区別は、中小企業保護策から 法律上では確かに問題になってきたが、今や様相が変わり別な時点から格差が生じ、全く違うくくりから、その共存・共栄を考えなければならない時代に突入している事を確認。
  3. 郡山での会議所活動は、民間活動力を常に引き出す牽引車である事が、大きな役割である。従って、民間企業の繁昌が常に約束されていなければならない。
  4. リーダー的企業成長が重要であり、上場企業育成・ベンチャー企業の進出・最先端技術企業育成等に対する、会議所の果たす役割が今後とも大きくなる。
  5. 県庁移転問題は 郡山にとって重大な問題であるが、経済活動の変遷からすれば、地域ボーダレス化が進む一方、世界的情報社会の進展が道州制を考えなければならず、地方自治体合併促進も視野に入れなければならない。
  6. 大規模小売店舗立地法の運用もいよいよ迫って来た当市事情だが、会議所の果たす役割が明確化されるに従って、今まで経験し得なかった分野の仕事、環境問題等 解決に立ち向かう新タイプの人材養成が急務と思う。都市計画等にも、深い造詣が必要な事は当然。
  7. リーダー不足が言われ出して暫くになるが、問題は物事の検討段階で、はっきりとした発言、勉強不足がネックになっている事は確実。その人材登用、育成段階で十二分に留意し育成する必要がある。
  8. 経済人として常に政策研究を怠る事無く、特に地域振興関連の新策は、真っ先に情報を入手し 行政と連携のもと 地域との競合に打ち勝つ努力をし、その体制づくりが最も重要。
  9. 行政・議会等が進める施策について、もっと民間人が意見を出すべきで、その取りまとめは会議所等が最も収集し易い窓口団体である。この部分強化により、重要な役割を果たす機能を樹立すべき 絶好のチャンスではないか。
  10.       (民間最大のコミュニケーション集団としての機能を付加)  

  11. T・M・Oの樹立に向け、協力者・理解者育成のためにも、実益につなる事業を立ち上げる事が、その推進に是非とも必要な時期である。

                     テナント研究・支援プロジェクト