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![]() 1.一般的概要 2.推奨事例 3.お申し込み |
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電子カルテ概論 | |||||||
まず初めに一般的な電子カルテの特徴を列挙してみます。 1.診療記録、病態等の把握、過去のデータとの比較をする為のデータベースとしてのカルテ 2.業務の効率化を図る為の栄養指導記録、リハビリ評価記録、デイケア記録等他のデータベースとの連携 3.データ―保存スペースが小さい 4.施設内、施設間、紹介、依頼、遠隔医療、往診との連携、地域医療との連携、教育用等ネットワークによる共同利用 5.医系コンサルティング、支援システムとの連携・・・ などが挙げられますが、そこで、現在必要とされている形態としては、 1. 標準病名集、薬剤12桁コードを使用できる 2. 調剤薬局、臨床検査センター等とリンクできる 3. 在宅医療の指示書などを簡単に作成できる 4. 連係している訪問看護ステーションと情報が共有できる 5. 患者へのプレゼンテーション等に印刷できる・・・ などなど実に多くの先生方が電子カルテに対して、多くの期待を寄せられておられます.そしてメーカーもその期待に答えるべく様々なアプリケーションソフト、プログラムを開発し続けておりますが、この‘期待’の多くは、例えば外来業務に於ける時間的節約の為に、カルテを作成する手間を短縮する等と言った実務的効率化の為のプログラミングに生かされております。 カルテ作成の為に、心がこもらない(忘れてしまう)、手書きの方が早い(印象に残る)等の理由からキーボードを使用したくなければ、画像としてカルテを保存すると言う手もありますが、これではデータボリュームが大きくなり、多額のサーバーコンピュータシステムが必要となります. 医療スタッフにとって医療は、いわば‘待ち’の連続です。 しかし効率化を図る余り、その作業の全てを電子カルテに任せてしまって果たして良いものでしょうか? コンピュータに依存すればするほど医療スタッフの全てが端末の操作を強いられる様になって行きます. ですから現時点における理想の電子カルテとは、電子カルテに全ての理想は追求せず、個々の医療機関の効率化に適合し、かつネットワーク融合性を持ったものでなくてはなりません. 機能があり過ぎても使い難いものですが、又その機能も拡張性をもった機能でなくてはなりません. |
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