明治45年3月、摺上川中流の湯野地区にかっぽう旅館新松葉として木造2階建てで開業しました。創業以来、現在も生き続けている松の木がシンボルで飯坂温泉の中でも老舗としての歴史を誇ります。初代芳賀チヨが当時の松葉屋から分家して現在の基礎を築きました。当時としては珍しい内湯を備えており、また、玄関入口に石灯篭もあり、庭のヤツデやカエデなど付近を照らしていました。

時代は明治・大正・昭和へと移り、昭和の初めにきつね湯という古い大浴場もあり、当館の入口であった。また、当館下の摺上川を渡し船で行き来もしていました。
 戦時中(太平洋戦争中)は、東京都荒川区の疎開児童(70名)を収容し、B29が深夜空を飛ぶたび石造りの館内地下に避難していました。
 
 昭和19年、飯坂大火があり、飯坂のほとんどの旅館が火災に見舞われ、当館付近まで燃え広がる事もありましたが、戦後、飯坂温泉は目覚ましい発展を遂げる中で、当館も昭和38年鉄筋コンクリートの新館を建築しました。昭和47年には、4・5階を増築し、当時の美観を残しながら現在に至っています。

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