令和2年度 第40回 伝統文化ポーラ賞の地域賞受賞

会津漆器の伝承・振興

会津漆器とは、福島県会津地方でつくられる漆器のこと。「会津絵」「錦絵」などの縁起の良い意匠や、「鉄錆塗」「金虫喰塗」などの会津漆器に独特の華やかな塗り、蒔絵、沈金などを用いた多彩な加飾に特徴があります。

漆の産地として長い歴史を持ち、1590年に豊臣秀吉の命を受けて会津領主となった蒲生氏郷(がもううじさと)が、漆工芸を奨励したことが始まり。江戸時代には会津漆器は一大産業となりました。

平成31年には「会津塗」が会津若松市指定無形文化財(工芸技術)に指定されました。伝統を受け継ぎながら、地場産業としての更なる発展と地域活性化に繋がる活動が評価され、今回の受賞になりました。

※ 伝統文化ポーラ賞のページから引用しました


賞状です。

2020年12月21日に知事に受賞報告に伺いました。

伝統文化ポーラ賞の歴史と令和2年度の受賞者を紹介した冊子です。

会津漆器協同組合について4ページに渡り紹介されています。

訓練校の研修の様子も載っています。

副賞は、重要文化財「瑞花双鳥八稜鏡」模刻です。

和鏡の嚆矢と言われる優美な平安朝の文様です。

磨き上げられた鏡面に受賞者名が刻まれています。

副賞の製作も、伝統文化ポーラ賞にゆかりがあります。

受賞を伝える福島民報社の記事です。

掲載事項(文章、写真、図版等)の無断使用を禁じます。