理事長あいさつ

安全・安心を提供する電気工事技術集団

斉 藤  善 夫 
 令和7年度総代会において福島県電気工事工業組合の理事長を拝命いたしました斉藤善夫です。ホームページをご覧の皆様にご挨拶するにあたり改めて当組合を紹介いたします。
 福島県電気工事工業組合は昭和33年福島県電気工事協同組合連合会として発足し昭和41年に工業組合へと組織強化され現在に至っております。
 令和7年の今年は昭和100年であり発足からは67年が経過いたしました。その間、時代の流れにより求められる組合の活動は変化しても、地域の皆様に良質な工事による電気設備をお届けする企業集団であるという理念は変わりません。
 経済情勢が厳しい今日、他の組織でも同様と思いますが、当組合においても世代交代や廃業があり、組合員数は減少傾向にあり現在610社となっております。
 そのような状況ではありますが、当組合は県内6地区の協同組合で構成され、各地区では、まだまだ身近な電気工事店として存在しております。また組織内には、青年部や女性部も組織されており、皆様のより身近な存在になるべく活動しております。当組合では今回、青年部出身として初めて私が理事長に選出されたように、次世代へつなげられる持続可能な組織であります。また本県は全日電工連主催の電気工事技能競技全国大会において「一般の部」、「女性の部」、「高校生の部」の3部門で金メダリストを輩出しており、本県の「施工品質」、「技術力の確かさ」を証明しております。
 組合発足時には「確実に電気を送る事が第一の工事」から、現在の電気設備は、「高齢者対応、防犯、防災、通信事業、空調事業、再生可能エネルギー関連事業」など広範囲に要望が広がっております。
 私たちは時代やお客様のニーズを汲み取り、組合員は日々情報提供し、共に研鑽を積んで必要とされる身近な存在になれるよう企業活動をしています。
 このように私たちは、各地域に安心・安全で良質な電気設備を提供する「街の電気ドクター集団」であります。そのため工事組合としては、お客様から要望される課題やトレンドに対応できるよう、各組合員への情報の発信や提供は勿論、万が一に備え、施工現場での損害や、第三者保険の加入促進などを通じて各社の企業活動を支援しております。
 このホームページを閲覧されていらっしゃる皆様におきましては、今後もご指導、ご声援とともに各地区の各組合員にお気軽にお声掛け頂きますよう、宜しくお願い致します。
 末筆に皆様方の益々のご健康ご隆盛を祈念申し上げ挨拶と致します。


 令和7年6月

福島県電気工事工業組合
理事長  斉藤 善夫